[WEB App] File Inspector v1 — ブラウザ完結型バイナリ解析・メタデータ抽出・拡張子偽装検知ツール

[WEB App] File Inspector v1 — ブラウザ完結型バイナリ解析・メタデータ抽出・拡張子偽装検知ツール

File Inspector

マジックバイト(バイナリヘッダー)判定による拡張子偽装検知、MD5/SHA-1/SHA-256ハッシュ生成、EXIF/メタデータ抽出、16進数ヘキサダンプ表示、PNG/JPEGのEOF(End of File)外隠しデータ検知をブラウザ完結で実行するファイルインスペクターツール。

Web Crypto API、ExifReader、SparkMD5を組み合わせたクライアントサイド処理構成。ファイルを一切サーバーへ送信しないため、セキュリティ・プライバシーの観点でも安心です。ドラッグ&ドロップ、クリップボード貼り付け(Ctrl+V)、JSONレポートのコピーに対応しています。

スクリーンショット

解析結果・マジックバイト・ハッシュ表示

File Inspector — 解析結果・ハッシュ・ヘキサダンプ表示

インラインファイルプレビュー

File Inspector — インラインファイルプレビュー

動画(GIF)

File Inspector — 操作デモ

特徴

  • マジックバイト判別 — 先頭バイナリシグネチャを自動解析し、真のファイル形式を特定
  • 拡張子偽装検知 — 宣言拡張子とマジックバイトの不一致を検知し警告バンナーを表示
  • ブラウザ完結セキュリティ — 外部サーバーへファイルをアップロードしない完全ローカル解析
  • マルチハッシュ計算 — Web Crypto API(SHA-1 / SHA-256)と SparkMD5(MD5)による指紋生成
  • EXIF / メタデータ抽出 — ExifReaderを用いた各種プロパティ・タグ情報の展開
  • EOF外隠しデータ検知 — PNG (IEND) や JPEG (EOI) の規格終端以降に結合された余剰データを自動判定
  • 16進数ヘキサダンプ表示 — ファイル先頭512バイトのアドレス付きHex+ASCIIプレビュー
  • インラインプレビュー — 画像や動画、音声などのコンテンツをその場で再生・確認
  • 迅速な入力対応 — ドラッグ&ドロップおよびクリップボードからの画像貼り付け(Ctrl+V)をサポート
  • レポート出力 — 判定結果やハッシュ値一式をワンクリックでJSON形式コピー

使い方

1. ファイルを読み込む

左パネルの「INPUT FILE」ドロップエリアに解析したいファイルをドラッグ&ドロップするか、エリアをクリックしてファイルを選択します。 また、クリップボードにコピーした画像を Ctrl+V で直接貼り付けることも可能です。

対応するファイル形式:画像(PNG, JPG, GIF, WEBPなど)、動画(MP4, WebMなど)、音声(WAVなど)、ドキュメント(PDF, ZIP, 7Zなど)。

2. 解析オプションを設定する

左パネルの OPTIONS セクションで必要な解析項目を選択します(デフォルトで全項目ON):

オプション説明
Calculate Hashes (MD5/SHA)MD5, SHA-1, SHA-256 のハッシュ値を並列計算
Parse EXIF / MetadataExifReader を用いて画像等の詳細メタデータを抽出
Extract Magic Bytes Hex先頭バイナリの16進数ヘッダー抽出とヘキサダンプの生成

3. 解析結果を確認する

ファイル読み込みと同時に解析が自動実行され、メインエリアに以下のカードが表示されます:

カード / エリア内容・チェック項目
ステータスバンナー拡張子とマジックバイトの一致状態(MATCHED / MISMATCHED 警告)を表示
BINARY HEADER & SIGNATUREマジックバイト (Hex)、MIME Type、最終更新日時
HASH FINGERPRINTS計算された MD5 / SHA-1 / SHA-256 のハッシュ値
EXIF / EXTENDED METADATA撮影情報、解像度、再生時間、各種タグ一覧
EOF外隠しデータアラートPNG/JPEG の終端以降に追記されたステガノグラフィ等の余剰データを検出
HEX DUMP VIEWER先頭512バイトのアドレス付き 16進数 + ASCII 印字表示
FILE PREVIEW読み込んだメディアファイルの試聴・表示エリア

4. レポートを出力・共有する

左パネルの 📋 COPY JSON REPORT ボタンをクリックすると、解析結果(ファイル名、サイズ、マジックバイト、ハッシュ値、検証ステータス等)がまとめられた JSON 文字列がクリップボードにコピーされます。

別のファイルを読み込む場合は ✕ CLEAR ボタンで結果をリセットできます。

キーボードショートカット

ショートカット説明
Ctrl+Vクリップボードの画像ファイルを直接ドロップして解析

技術スタック

  • Web Crypto API (crypto.subtle.digest) — SHA-1 / SHA-256 の高速クライアントサイド計算
  • SparkMD5 (v3.0.2) — MD5 ハッシュ計算エンジン
  • ExifReader (v4.21.0) — EXIF / メタデータ構造化抽出
  • HTML5 File / Slice API — ファイルの部分読み込みによる省メモリバイナリ解析
  • Astro — Webアプリケーション基盤

技術記事

更新履歴

  • [2026-09-08]: v1.0初回公開。
    • マジックバイト判定による拡張子不一致(偽装)検知機能
    • Web Crypto API / SparkMD5 による SHA-1, SHA-256, MD5 ハッシュ並列計算
    • ExifReader によるメタデータ解析
    • PNG (IEND) / JPEG (EOI) の EOF 外隠しデータ自動検知
    • 先頭512バイトの16進数ヘキサダンプ表示
    • クリップボード貼り付け (Ctrl+V) 対応
    • JSON解析レポートコピー機能