[WEB App] GDAL Converter — gdal3.js WASM によるブラウザ完結型 GISデータ変換・可視化ツール

[WEB App] GDAL Converter — gdal3.js WASM によるブラウザ完結型 GISデータ変換・可視化ツール

GDAL Converter

GISデータのフォーマット変換・座標系変換・プレビューをブラウザだけで完結するツール。

GDAL(Geospatial Data Abstraction Library)のWASMビルド「gdal3.js」をエンジンとして使い、128のラスタドライバと53のベクタドライバをブラウザ内で利用可能にした。QGISやコマンドラインツールのインストール不要。

スクリーンショット

GDAL Converter — ベクタデータ表示 GDAL Converter — ラスタデータ表示 GDAL Converter

動画 (GIF)

GDAL Converter — ベクタデータ表示 GDAL Converter — ベクタデータ表示 GDAL Converter — ベクタデータ表示

サンプルデータ

使い方

1. ファイルを読み込む

GISファイルをドロップエリアにドラッグ&ドロップ。対応フォーマットのファイルであれば自動的にメタデータ(フォーマット・座標系・フィーチャ数・レイヤー数等)を表示する。

Shapefileの場合: .shp + .dbf + .shx の3ファイルを一緒にドロップする。.prj(座標系定義)は任意。

2. プレビュー

「SHOW ON MAP」ボタンでデータをプレビュー表示。

  • ベクタデータ(GeoJSON/Shapefile/KML/GeoPackage等)→ MapLibre GL JSによるダーク地図上にポリゴン・ライン・ポイントを表示
  • ラスタデータ(GeoTIFF等)→ PNGに変換してCanvas上に表示

3. フォーマット変換

出力フォーマットをセレクトボックスから選択し、「CONVERT & DOWNLOAD」で変換・ダウンロード。

4. 座標系変換

「Target CRS」で変換先の座標系を指定可能。WGS84、Web Mercator、UTM、JGD2011等に対応。

対応フォーマット

ベクタ

フォーマット拡張子入力出力
GeoJSON.geojson
Shapefile.shp+.dbf+.shx
KML.kml
GML.gml
GeoPackage.gpkg
FlatGeobuf.fgb
CSV.csv
DXF.dxf
XLSX.xlsx

ラスタ

フォーマット拡張子入力出力
GeoTIFF.tif
PNG.png
JPEG.jpg
WebP.webp
GeoPackage.gpkg
Cloud Optimized GeoTIFF.tif

座標系(CRS)

コード名称
EPSG:4326WGS84(GPS・Web標準)
EPSG:3857Web Mercator(Google Maps等)
EPSG:32654UTM Zone 54N
EPSG:6668JGD2011(日本測地系2011)
EPSG:6677JGD2011 / 平面直角座標系 第9系

技術スタック

  • gdal3.js v2.8.1 — GDAL C/C++ライブラリのEmscripten WASMビルド
  • MapLibre GL JS v4.7.1 — ベクタデータの地図プレビュー
  • Astro — 静的サイト生成
  • vanilla JavaScript — ドラッグ&ドロップ、ファイル処理、UI制御

技術記事

更新履歴

  • [v1.0] (2026-09-03): 初回公開。
    • ベクタ9形式・ラスタ6形式の相互変換
    • CRS変換
    • MapLibre地図プレビュー
    • ラスタCanvas表示
    • マルチレイヤー対応