Z80エミュレーター開発記 第1回:インテルからの独立とZ80誕生の歴史
Z80エミュレーター開発に向けた連載第1回。Intel 8080の開発者フェデリコ・ファジンがZilogを創業し、嶋正利とともにZ80を設計するまでの経緯を、Intelの組織的背景、Exxon Enterprisesによる出資の裏事情、8080の電源設計上の制約(+5V/-5V/+12Vの3系統電源と2相クロック)に対するZ80の回答(単一5V電源・単相クロック・内蔵DRAMリフレッシュ)、命令セットの拡張思想、CP/Mとの共生によるソフトウェアエコシステムの形成、そしてパソコン・アーケード・ゲーム機・ポケコンへの採用拡大までを技術的視点から詳述する。